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ChatGPTを使って職務経歴書を作成する方法を、20代転職の実体験ベースで解説します。自己分析、業務経験の棚卸し、職務要約、実績の言語化、別業界にも伝わる表現への変換、転職エージェントへの確認まで、実際に行った流れを紹介します。
この記事でわかること
転職活動で最初に大きな壁になるのが、職務経歴書です。
履歴書は、学歴や職歴、資格などの事実を書く書類です。
一方で、職務経歴書は「自分が何をしてきて、何ができるのか」を伝える書類です。
だからこそ、かなり難しいです。
私も最初、職務経歴書を書こうとして手が止まりました。
何を書けばいいのか分からない。
どこまで詳しく書けばいいのか分からない。
自分の経験が強みに見えるのか分からない。
人材業界での経験を、コンサル業界にどうつなげればいいのか分からない。
そんな状態でした。
そこで使ったのがChatGPTです。
結論から言うと、ChatGPTは職務経歴書作成にかなり使えます。
ただし、AIに丸投げして完成させるものではありません。
私が実際にやったのは、
自分の経験を書き出す
↓
ChatGPTで整理する
↓
職務経歴書のたたき台を作る
↓
自分の言葉に直す
↓
人に確認してもらう
という流れです。
この記事では、私が実際に転職活動で行った、ChatGPTを使った職務経歴書の作り方を紹介します。
職務経歴書は「きれいな文章」より「伝わる内容」が大事
職務経歴書を書くとき、最初にやりがちなのが、きれいな文章を書こうとすることです。
私も最初はそうでした。
「採用担当者に良く見られる文章にしないといけない」
「かっこいい表現にしないといけない」
「実績をすごく見せないといけない」
そんなふうに考えていました。
でも、職務経歴書で大事なのは、文章をきれいにすることではありません。
大事なのは、
- 何をしてきたのか
- どんな役割だったのか
- どんな成果があったのか
- どんな工夫をしたのか
- 次の仕事でどう活かせるのか
が伝わることです。
特に20代の転職では、実績がものすごく大きくなくても問題ないと思っています。
それよりも、自分がどんな考えで仕事をしてきたのか、どんな経験を積んできたのか、どこに再現性があるのかを伝えることが大切です。
ChatGPTは、この「経験を伝わる形に整理する」作業にかなり向いていました。
ただし、AIはあなたの経験を知りません。
まずは、自分の経験をできるだけ具体的に書き出す必要があります。
【関連記事:ChatGPTで自己分析する方法】
Step1:まずは業務経験を全部書き出す
職務経歴書を作る前に、まずやったのは業務経験の棚卸しです。
いきなり職務経歴書の形式で書こうとすると、かなり難しいです。
そのため、最初は文章にしようとせず、箇条書きで書き出しました。
たとえば、次のような内容です。
- 担当していた業務
- 関わっていたプロジェクト
- チーム内での役割
- 改善したこと
- 数字で説明できる成果
- 上司や周囲から評価されたこと
- 苦労したこと
- 工夫したこと
- 失敗したこと
- そこから学んだこと
この時点では、きれいに書く必要はありません。
「これは大したことないかも」と思う内容でも、とりあえず書き出しました。
なぜなら、自分では当たり前だと思っている経験でも、転職市場では評価される可能性があるからです。
実際、人材業界での経験を整理してみると、コンサル業界にもつながりそうな要素がありました。
たとえば、
- 相手の課題を聞く
- 情報を整理する
- 提案する
- 関係者と調整する
- 業務を改善する
- 数字を見ながら動く
こうした経験です。
自分では「人材業界の仕事」としか思っていなかったものでも、分解してみると別業界でも伝わる経験になります。
業務経験を整理するプロンプト
私は20代で転職活動をしています。
これから職務経歴書を作成したいです。
以下にこれまでの業務経験を箇条書きで書きます。
この内容をもとに、
1. 職務経歴書に書けそうな経験
2. 採用担当者に伝わりやすい強み
3. 数字や成果として補足した方がいい項目
4. 面接で深掘りされそうなポイント
に分けて整理してください。
【業務経験】
(ここに自分の経験を書く)
このプロンプトを使うと、雑に書き出した経験がかなり整理されます。
特に便利だったのは、「数字や成果として補足した方がいい項目」を出してくれることです。
職務経歴書では、「頑張りました」だけでは伝わりません。
どんな課題があって、何をして、結果として何が変わったのか。
ここまで整理する必要があります。
Step2:職務要約を作る
次に作ったのが職務要約です。
職務要約とは、職務経歴書の冒頭に書く、自分の経歴のまとめです。
採用担当者は、職務経歴書を最初から最後までじっくり読んでくれるとは限りません。
だからこそ、最初の数行で、
「この人はどんな経験をしてきた人なのか」
「何ができる人なのか」
を伝える必要があります。
私の場合、人材業界での経験をそのまま書くだけでは、コンサル業界への転職につながりにくいと感じていました。
そこで、業界名だけではなく、業務の中で身につけたスキルが伝わるように意識しました。
たとえば、
「人材業界で営業・マーケティング関連業務に従事」
だけでは少し弱いです。
そこに、
「顧客課題の整理」
「施策改善」
「関係者との調整」
「数字をもとにした改善」
といった要素を加えると、別業界でも伝わりやすくなります。
職務要約を作るプロンプト
以下の業務経験をもとに、職務経歴書の冒頭に記載する職務要約を作成してください。
条件は以下です。
・20代の転職活動向け
・人材業界から別業界への転職でも伝わる表現にする
・実績を誇張しすぎない
・採用担当者が最初に読んで強みを理解できる内容にする
・300文字程度で作成する
【業務経験】
(ここに業務経験を書く)
ChatGPTに作ってもらった文章は、そのまま使うのではなく、自分の実感に合うように直しました。
AIが作る文章は、ややきれいすぎることがあります。
たとえば、「主導しました」「大きく改善しました」「高い成果を実現しました」といった表現が出てくることがあります。
でも、実際に面接で聞かれたときに説明できない表現は危険です。
職務経歴書では、良く見せることよりも、聞かれて答えられることの方が大事です。
Step3:業務内容を「採用担当者に伝わる表現」に変える
職務経歴書で難しいのは、自分の業務を相手に伝わる表現に変えることです。
社内では当たり前に使っていた言葉でも、別業界の採用担当者には伝わらないことがあります。
たとえば、人材業界の中では普通に使っていた言葉でも、コンサル業界の面接官には具体的なイメージが湧かないかもしれません。
だから、職務経歴書では「社内用語」ではなく、「他業界でも伝わる言葉」に変える必要があります。
ここでもChatGPTが役立ちました。
他業界にも伝わる表現へ変換するプロンプト
以下の業務内容を、別業界の採用担当者にも伝わる職務経歴書用の表現に変換してください。
条件は以下です。
・専門用語を使いすぎない
・具体的な役割が伝わるようにする
・コンサル職でも評価されやすい表現にする
・誇張せず、実態に近い表現にする
【業務内容】
(ここに業務内容を書く)
このプロンプトを使うと、自分の経験を少し俯瞰して見られるようになります。
たとえば、
「メルマガ配信をしていました」
という経験も、表現を変えると、
「ターゲットに応じたメール施策の企画・配信・改善を担当」
になります。
さらに深掘りすれば、
「配信結果をもとに開封率やクリック率を確認し、件名や訴求内容の改善を行った」
というように、改善経験として伝えられます。
同じ経験でも、書き方によって印象はかなり変わります。
ただし、ここでも盛りすぎは注意です。
実際に改善までやっていないなら、改善したとは書かない方がいいです。
一方で、本当に改善していたのに「作業をしていました」としか書かないのももったいないです。
AIを使うことで、自分の経験を必要以上に大きく見せるのではなく、正しく伝わる形に整えることができました。
Step4:実績を数字で整理する
職務経歴書では、できるだけ数字を入れた方が伝わりやすいです。
ただ、数字を出すのが難しい仕事もあります。
私も最初は、「数字で書ける実績なんてあまりない」と思っていました。
でも、ChatGPTを使って整理していくと、数字にできそうな要素がいくつか見えてきました。
たとえば、
- 担当した案件数
- 改善した施策数
- 対応した顧客数
- 関わったプロジェクト数
- チーム人数
- 配信数
- 反応率
- 作業時間の削減
- 問い合わせ数
- 商談数
- CV数
数字と聞くと、売上や利益だけをイメージしがちです。
でも、職務経歴書で使える数字はそれだけではありません。
業務量、改善幅、担当範囲、関係者数なども、十分に数字として使えます。
数字化できる実績を探すプロンプト
以下の業務経験から、職務経歴書に数字で書けそうな実績を洗い出してください。
売上や利益だけでなく、
・担当件数
・改善した数値
・関わった人数
・削減できた時間
・対応した業務量
・施策の回数
なども含めて整理してください。
【業務経験】
(ここに業務経験を書く)
このプロンプトはかなり役立ちました。
自分では実績だと思っていなかったことでも、数字で整理すると職務経歴書に書ける材料になります。
ただし、数字は正確に書く必要があります。
曖昧な数字を大きく見せるのは危険です。
正確な数字が分からない場合は、「約」「月間」「年間」など、無理のない表現にする方がいいと思います。
Step5:足りない経験を見つける
職務経歴書を作っていて気付いたのは、自分の強みだけではありません。
足りない経験も見えてきました。
私はコンサル業界を目指していたので、職務経歴書を作りながら、
「このままでは少し弱いかもしれない」
と感じる部分がありました。
たとえば、
- チームリーダー経験
- 課題発見から改善まで進めた経験
- 関係者を巻き込んだ経験
- 数字で語れる成果
- 自分が主体的に進めた経験
こうした要素は、もっと増やした方がいいと感じました。
そこで私は、すぐに応募を広げるのではなく、現職で職務経歴書に書ける経験を増やすことを意識しました。
これはかなり大事だったと思います。
転職活動は、応募してから始まるものではありません。
今の仕事でどんな経験を積むかも、転職活動の一部です。
職務経歴書を先に作ると、自分に足りない経験が見えてきます。
足りない経験が見えれば、今の会社で何を意識して働けばいいのかも分かります。
【関連記事:職務経歴書に書ける実績の作り方】
Step6:AIで作った後は、必ず自分の言葉に直す
ChatGPTを使うと、職務経歴書のたたき台はかなり早く作れます。
ただし、AIが作った文章をそのまま提出するのはおすすめしません。
理由は、文章が自分の言葉ではなくなるからです。
職務経歴書は、面接で必ず深掘りされます。
「この業務では、具体的にどんな役割でしたか?」
「この改善は、どのように進めましたか?」
「この成果は、あなたがどの部分を担当したのですか?」
こう聞かれたとき、自分の言葉で説明できないと危険です。
AIが作った文章は整っています。
でも、整いすぎている場合があります。
実際の仕事はもっと泥臭いです。
うまくいかなかったこともあります。
苦労したこともあります。
関係者との調整に時間がかかったこともあります。
そうしたリアルが抜けた文章は、面接で話しにくくなります。
だから私は、ChatGPTに作ってもらった文章をもとにしつつ、自分が面接で話せる言葉に直しました。
この作業がかなり大切です。
Step7:最後は人にも確認してもらう
職務経歴書は、AIだけで完成させるのではなく、人にも確認してもらう方がいいと思います。
私の場合、AIでたたき台を作った後、方向性や伝わり方について人の意見も参考にしました。
特に、転職エージェントに相談すると、
- どの経験を強調すべきか
- 応募先に対して伝わりやすいか
- 職務経歴書の内容にズレがないか
- 面接で深掘りされそうな点はどこか
を確認しやすくなります。
AIは文章を整えるのは得意です。
でも、転職市場のリアルや、企業ごとの見られ方までは分からないことがあります。
だからこそ、
AIで作る。
自分で直す。
人に確認する。
この順番が良かったです。
私にとってAIは、職務経歴書作成の作業時間を短縮してくれる存在でした。
一方で、人に確認してもらうことで、内容の方向性や伝わり方を調整できました。
【関連記事:20代におすすめの転職エージェント比較】
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ChatGPTで職務経歴書を作るときの注意点
ChatGPTで職務経歴書を作るときに、注意した方がいいことがあります。
まず、実績を盛りすぎないことです。
AIは、入力した内容を魅力的に表現してくれます。
それ自体は便利です。
しかし、実態よりも大きく見せすぎると、面接で苦しくなります。
次に、抽象的な言葉ばかりにしないことです。
「課題解決力があります」
「コミュニケーション能力があります」
「主体性があります」
こうした言葉だけでは、あまり伝わりません。
大事なのは、その強みが発揮された具体的な場面を書くことです。
最後に、応募先に合わせて調整することです。
同じ職務経歴書をすべての企業にそのまま出すよりも、応募先に合わせて強調する経験を変えた方がいい場合があります。
コンサル職を目指すなら、課題発見、改善、関係者調整、数字をもとにした行動などを強調する。
営業職を目指すなら、顧客対応、提案、目標達成、関係構築などを強調する。
このように、職務経歴書は一度作って終わりではなく、応募先に合わせて調整するものだと思います。
まとめ:職務経歴書はAIで効率化し、人に確認するのが良かった
職務経歴書は、転職活動の中でもかなり重要な書類です。
ここで自分の経験が伝わらなければ、面接に進むことも難しくなります。
ただ、最初から完璧な職務経歴書を書く必要はありません。
まずは自分の経験を書き出す。
ChatGPTで整理する。
職務要約や業務内容のたたき台を作る。
数字で説明できる実績を探す。
自分の言葉に直す。
最後に人にも確認してもらう。
この流れで進めれば、かなり作りやすくなります。
私自身、職務経歴書を作る過程で、自分の強みだけでなく、足りない経験も見えてきました。
そして、それが現職で積むべき経験を考えるきっかけにもなりました。
職務経歴書は、ただ応募のために作る書類ではありません。
自分のキャリアを整理するための書類でもあります。
転職活動で何を書けばいいか分からない人は、まずChatGPTを使って業務経験を整理するところから始めてみるのがおすすめです。
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履歴書は職務経歴書ほど自由度は高くありませんが、志望動機や自己PRの書き方には工夫が必要です。
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また、職務経歴書を作った後は、面接で深掘りされる内容を想定しておくことが大切です。
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自分の職務経歴書が転職市場でどう見られるのか不安な方は、転職エージェントに相談して確認してもらうのも一つの方法です。
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